大手ハウスメーカーについて知っておきたい事


<システム>


大手ハウスメーカーに住宅を注文した場合、融資の手続き・各種の打合せ・提案等全て先手を取って全ての工程を誘導してくれます。
その流れに身を任せれば、事はスムースに運び満足感も満たされます。

住宅建設をトータルコーディネートしてくれますし、独自のシステムやデザインを提供していますので安心感は絶大です。
これは業者選定時の重要なポイントになっています。

大手ハウスメーカーにお願いする前に理解しておくべき事があります。

親身になってくれたハウスメーカの営業さん・担当してくれた設計士さん・工事をしてくれた工務店(地場の大工さんです)とは完成引渡し後3ヶ月過ぎると直接コンタクト出来なくなる場合が殆どです。

全ての対応がアフターサービス(保守)部門に引き渡されます。
担当してくれた設計士さんや大工さんに相談しようと思っても出来ないシステムになっています。

アフターサービス(保守)部門の担当者は、どんな時でも笑顔で対応してくれますが、率先してクレーム処理以外の対応を行う事はありません。

大手ハウスメーカーの管理システムを非難しているわけではありません。又、この様なシステムが良いと言う方もいらっしゃると思います。

この様な業界の管理システムも知った上で納得してお願いすれば、本当に満足のいく住宅を手に入れる事が出来ると思います。

見方を変えてみると、住宅を新築する場合、建築計画や融資の申し込みから融資の実行まで自分で行なおうとすると非常に煩雑で神経も使います。
果たしてそんな事をしてどこかで大きな失敗はしないだろうかとお考えになるのも当然だと思います。
大手ハウスメーカーにお願いすればこの様な心配は全く必要無くなります。

<住宅販売価格の内訳>


大手ハウスメーカーの場合、住宅の販売価格を100%とする、と製造原価(材料と工事費)が約40%、広告営業経費が約25%、粗利益が約35%であるという調査報告もあるようです。