サッシ窓の開閉形式による気密性能

引き違い窓と開き窓とFIX窓・・・では
枠と障子のすき間が違いますのでここから流れる漏気の量が違います。

IBECの数値にはこの違いが分類されておりません。
よって、開閉方式の違いが熱貫流率にどの程度反映されているのか不明です。

最近では高気密化が花盛りですね。
気密測定で数値がはっきり出ますから建物の断熱性能としてアピールし易いのでしょう。

気密測定については別に書こうと思っています。

気密測定をしてその結果の数値に一喜一憂しますが、ざっくり計算するとC値に換算すると0.35cm2/m2程度がサッシやドアからの構造上の漏気(気密性能値)が主な原因と考えられます。
それ以外の漏気は設備配管廻り、ユニットバスの床断熱欠損の隙間や外壁下地合板の召し合わせ部からが多いです。